楽々道中と行程表クラウドの連携でどう便利になる?【ウェビナー解説】

2026年2月26日に、株式会社NAVITIME様と弊社の2社共催でウェビナーを実施しました!
本記事では、ウェビナーの概要をまとめ、「行程表クラウド×楽々道中の連携で業務がどのように便利になるか」を解説していきます。

ウェビナーを聞き逃してしまった方も、この記事を読めば丸わかり!ぜひご覧ください。
※2026年2月時点の内容です。

 

目次[非表示]

  1. 1.ウェビナーの趣旨
  2. 2.「行程表クラウド」のご紹介
    1. 2.1.株式会社ナビタイムジャパンについて
    2. 2.2.ナビタイムジャパンの「行程表クラウド」とは?
  3. 3.楽々道中のご紹介
    1. 3.1.株式会社メイテツコムについて
    2. 3.2.メイテツコムの「楽々道中」とは?
  4. 4.ETC大口多頻度割引計算サービス
    1. 4.1.ETC大口多頻度割引計算サービスとは?
    2. 4.2.ご利用の流れ
  5. 5.行程表クラウドと楽々道中を連携するメリットとは?【状況別に解説】
    1. 5.1.パターン1:現在「楽々道中」のみをご利用中の企業様
    2. 5.2.パターン2:行程表クラウドと「他社運行管理システム」を個別に利用中の企業様
  6. 6.QAに回答!
  7. 7.まとめ

ウェビナーの趣旨

本ウェビナーでは、ナビタイムジャパン社が提供する「行程表クラウド」および、弊社メイテツコムが提供する「楽々道中」の製品概要をご紹介し、最終的に両システムを連携させることで貸切バス事業者の皆様の業務が具体的にどのように変化するのかを詳しく解説いたしました。

現在、貸切バス業界を取り巻く課題として、多くの事業者が行程表や見積書の作成に普通車用のルート検索ツールを利用している点が挙げられます。しかし、普通車用のデータでは大型バス特有の通行規制や車格制限が考慮されないため、実際の走行距離や時間との間に大きな乖離が生じ、それが結果として無理な行程によるドライバーへの過度な負担や、運賃の下限割れを引き起こす深刻なリスクに繋がっています。

さらに、運行管理システムである「楽々道中」などの基幹ツールと外部データが連携できていない現状では、事前に作成した行程や見積の情報を手作業で再度入力し直す手間が発生し、業務の非効率を生む一因となってきました 。

本記事では、これら現場の切実な課題を解決する手段として、「行程表クラウド」と「楽々道中」を連携して使用することで、計画段階から運行、さらには精算業務までを一気通貫で効率化する方法を解説していきます!


「行程表クラウド」のご紹介

株式会社ナビタイムジャパンについて

株式会社ナビタイムジャパンは、2000年に設立されたナビゲーションサービスのリーディングカンパニーです 。同社の最大の特徴は、社員の約7割がエンジニアであり、独自の経路探索エンジンを自社開発している点にあります 。

特に道路データの更新速度には定評があり、年6回の定期更新に加え、主要な高速道路や国道については、開通前からデータを手動で整備することで、開通当日には新しい道路を含めたルート検索を可能にしています 。

株式会社ナビタイムジャパンの詳細については、公式ホームページをご確認ください。

ナビタイムジャパンの「行程表クラウド」とは?

『行程表クラウド』は、旅行会社や貸切バス事業者向けの旅行業務支援クラウドサービスです 。
最新の地図データとナビタイム独自の経路探索技術を活用し、安全な行程作成と見積業務の効率化を強力に支援します。

本サービスの大きな特長の一つは、「大型バス専用」のルート検索による安全かつ正確な行程作成です。
多くの企業が普通車用ルートで行程を作成している現状に対し、本サービスでは大型バスが実際に通行可能なルートを算出します。
具体的には、車高、車幅、旋回性能、踏切などの車両制限を考慮し、大型車が物理的に通れる道のみを案内します。
また、普通車とは異なる大型バス特有の所要時間や走行距離を算出するため、実運行との乖離を防ぎ、運行上のリスクを低減します。
さらに、地球約400周分に相当する膨大な走行ログを活用した高度な渋滞予測により、94%の確率で±5分以内に到着する高精度な予測を実現しています。加えて、常に最新の地図が利用できるだけでなく、VICSによるリアルタイム渋滞情報や、全国4,000箇所以上のライブカメラ映像も確認できるなど、最新・リアルタイム情報の活用も大きな強みとなっています。

次に、業務時間を「1/10」に短縮する効率化機能も備えています。
これまで手間のかかっていた行程表作成業務や計算業務を一括で行うことが可能となり、ルートと連動して各運輸局の公示運賃に基づいた法定下限運賃を自動算出するほか、拘束時間、連続運転、営業区域、休息時間などの法令違反をシステムが自動チェックしてアラートを表示します。地点情報も豊富で、全国900万件の施設データに加え、大型バス駐車場・乗降所2,000件のデータを収録しています。

さらに、クラウド連携によるスムーズな情報共有も可能です。
旅行会社とバス事業者の間での見積依頼や行程表のやり取りがクラウド上で完結し、メールやFAXの手間を削減します。
運行管理者が作成した正確なルートは、そのままドライバーのタブレットへ共有して「バスカーナビ」として当日のナビゲーションに活用できます。

楽々道中のご紹介

株式会社メイテツコムについて

弊社は、愛知県を中心に鉄道・バス・タクシーなどの交通インフラを支える「名古屋鉄道」のIT部門から分離独立して誕生しました。
弊社には、鉄道やバスといった安全性が最優先される公共交通機関のシステムを長年支えてきた名鉄グループとしての実績があり、この「現場のリアルなノウハウ」がシステムの隅々にまで活かされています。

また、コンサルティングから開発、運用までを手がけるITのワンストップサービスを提供しており、従業員数約400名、売上高約111億円規模の安定した事業基盤を持っている点も大きな特徴です。

メイテツコムの「楽々道中」とは?

楽々道中」は、貸切バス事業における問合せ対応から予約、配車、運行記録、そして請求や統計業務に至るまで、多岐にわたる事務作業をこれ一つで完結させるクラウドサービスです。
直感的な操作が可能なブラウザベースのシステムにより、これまで手書きや複数のツールで行っていた転記作業の負担を解消し、人的ミスを大幅に削減しながら業務生産性を向上させます 。インターネット環境さえあれば即座に利用可能で、自社での開発・保守コストを抑えつつ、常に最新の機能へと定期的にアップデートされる点も大きな魅力です。

スムーズな運行・配車管理と柔軟な外部連携

運行業務の要となる配車管理では、乗務員や車両の空き状況、さらには傭車の状況をリアルタイムに把握しながら、簡単な操作で登録を行うことができます 。予約内容がわかりやすく色分け表示されるため、一目で全体のスケジュールを把握できるほか、予約の移動や複写も自在に行えます 。また、「行程表クラウド」の他にも、デジタルタコグラフ等の外部システムとの自動連携にも対応しており、作成された正確なルート情報や運行実績データをワンクリックで取り込むことで、データの二重入力の手間を省き、管理業務の圧倒的な効率化を実現します。

最新法令への完全対応と確実な帳票作成

バス運転手の労働時間ルールが厳格化される中、本システムは最新の法令に基づいたチェック機能を標準装備しています 。配車時には乗務員の拘束時間や連続運転時間、休息期間が自動でチェックされ、過重労働や法令違反を未然に防止することが可能です 。さらに、国土交通省が定める最新様式の運送引受書も自動作成・印刷できるため、車両ごとに異なる条件があっても正確な書類作成をスムーズに行えます 。これにより、事業者は安全管理とコンプライアンス遵守を高いレベルで維持しながら、日常の請求・精算業務までを円滑に進めることができます。

ETC大口多頻度割引計算サービス

ETC大口多頻度割引計算サービスとは?

ETCコーポレートカードの走行履歴から割引対象となる高速料金を自動で算出する日本初のサービスです。
「行程表クラウド」と「楽々道中」を連携いただくことでご利用いただけます。

これまでは、ETCコーポレートカードによる割引が「適用される区間」と「適用されない区間」を個別に調査し、それぞれの料金を手作業で計算して請求業務を行っていました 。このため、計算には膨大な時間がかかっていました。

そこで、「ETC大口多頻度割引計算サービス」を導入いただくと、ETCの割引区間が自動的に計算されるようになります。
システム連携を行うことで、ETCの走行履歴データを自動的に取り込み、割引対象料金をシステムが算出することが可能になります。
算出された結果はそのまま運行管理システムに反映されるため、手作業による料金計算の負担を大きく減らすことができます。
これにより、事務作業の効率化だけでなく、計算ミスの防止にもつながります。

ご利用の流れ

①運行終了: バスが運行を完了し、楽々道中に実績を入力します。
②データ取込: ETC PROやデジタコを通じて、「楽々道中」にETCの利用実績データを取り込みます。
自動反映: 大口多頻度割引の計算が自動計算された状態で「楽々道中」に反映されます。

行程表クラウドと楽々道中を連携するメリットとは?【状況別に解説】

行程表クラウドと楽々道中を連携させる最大のメリットは、行程作成から運行管理までの業務を一つの流れとして管理できる点にあります。
行程表クラウドで作成した行程や見積のデータをそのまま楽々道中に取り込むことができるため、従来必要だった手入力の作業が不要になります。

この仕組みによって、距離や時間、料金などの入力ミスを防ぐことができるだけでなく、業務全体のスピードも大きく向上します。
行程作成、見積作成、配車管理、運行記録、請求業務といった一連の業務がスムーズにつながることで、貸切バス事業者の業務効率を大幅に改善することが可能になります。

また、システム間でデータの整合性が保たれるため、情報管理の正確性も向上します。
これにより、日々の運行管理だけでなく、経営判断に必要なデータの分析や活用も行いやすくなります。

現在のご利用状況に合わせて、具体的な改善ポイントをご紹介します。

パターン1:現在「楽々道中」のみをご利用中の企業様

現在はGoogleマップ等で行程を作成し、それを基に見積書を作成して車両を確保するタイミングで「楽々道中」を活用しているケースを想定します。
新たに「行程表クラウド」を導入することで、大型車専用ルートに基づいた精度の高い行程表と見積作成が即座に可能になります。
行程表作成に特化した専用サービスならではの高い操作性により、作成作業そのものが劇的に短縮されるだけでなく、作成したデータを「楽々道中」へワンクリックで移行できるため、転記ミスを防ぎながらデータの正確性をしっかりと担保できます。

パターン2:行程表クラウドと「他社運行管理システム」を個別に利用中の企業様

現在はそれぞれのシステムへ二重にデータを入力しているため、業務が煩雑になりがちな状況かと思われます。
運行管理システムを「楽々道中」へ切り替えて連携させることで、システム間でのデータ入力の重複を完全に解消し、業務の効率化を力強く後押しします。
片方のシステムで作成した情報をスムーズにもう一方へ反映できるようになるため、常に情報の食い違いがない、整合性の取れた正確なデータ管理が実現します。

QAに回答!

ウェビナーで寄せられた主要な質問への回答をまとめました。

Q1. 行程表クラウドの地図や施設情報の更新頻度は?

A: 全国の地図更新は2ヶ月に1回ですが、新規開通道路などは随時、日々更新されています。
施設情報(飲食店や駐車場等)も、ユーザーからの要望を受けて調査したものが日々反映されています 。

Q2. 各帳票はどちらのシステムで出すのが適切ですか?

A: 行程表や見積書の作成は「行程表クラウド」が便利です。
一方で、法令で定められた運送引受書や運行指示書、点呼簿、請求関連の書類は、運行管理の基幹システムである「楽々道中」から出力することを推奨しています。

Q3. 楽々道中は、別のシステムからのデータ移行は可能ですか?

A: 車両マスターや運転手マスターなどの基本的なデータは移行可能です。
その他のデータの移行については、詳細をヒアリングした上で個別に相談となります。

Q4. 行程表クラウド・楽々道中ともに、トライアル(お試し利用)はできますか?

A: はい、可能です。
以下のお問い合わせフォームからご連絡いただければ、各社より案内させていただきます。


★行程表クラウドのトライアル申込は
こちらから
★楽々道中のトライアル申込は
こちらから

まとめ

楽々道中にって、より詳細な資料やデモンストレーションをご希望の方は、ぜひこちらのフォームからお問い合わせください。

また、期間限定でウェビナーのアーカイブ配信も行っております。
動画では実際の画面をつかったデモンストレーションも配信しておりますので、業務のイメージもしていただきやすいです。

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